楊枝浄水加持会(ようじじょうすいかじえ)・百味供養会(ひゃくみくようえ)開催

楊枝浄水加持会(ようじじょうすいかじえ)・百味供養会(ひゃくみくようえ)開催

浅草寺では、6月18日に、本堂では2つの行事が行なわれた。ご信徒の無病息災を願う「楊枝浄水加持会」と観音さまの平素のご加護に感謝する「百味供養会」である。
 「楊枝浄水加持会」は、「請観音消伏毒害秘法」が修された浄水を楊枝(柳の枝)が挿された水瓶に注ぎ、この浄水を希望するご信徒の頭上に灌ぐもの(水滴をつける程度)。この加持を受けると、病苦を免れて、悪い病気を除くご利益があるとされる。楊枝は仏教とともに日本に伝来してきたといわれ、歯ブラシとしても用いられた。楊枝浄水加持会は、楊枝が身を清め、悪疫を除く木として仏教と深く関わってきたことを思わせる。本堂内に設けられた別壇には、加持を求める人の姿が終日絶えない。「百味供養会」は、日々われわれを見守ってくださっている観音さまへの御礼の法会。本堂の観音さまの前には「百味の供物」(和菓子が入った色鮮やかな竹籠)がお供えされる。これらの供物は山海の珍味百種に見立てられたもの。法会の終了後には、祈祷札を申し込まれたご信徒に供物が渡される。東宗協加盟店では、仏壇、仏具、小物類(線香・ローソク・念珠・位牌他)など豊富に取り揃えております、ぜひお越し下さいませ。


浅草寺本堂で「楊枝浄水加持会」「百味供養会」が行われた

東宗協加盟店(浅草・仏壇店通り)