歳の市(羽子板市)が開催されました(浅草寺)

歳の市(羽子板市)が開催されました(浅草寺)

東京都台東区の「浅草寺」で、2024年12月17日(火)~12月19日(木)の3日間、「浅草寺歳の市・羽子板市」が開催されました。12月中旬から下旬にかけて、寺社の境内に正月用品を売る露店が並ぶ「歳の市」のなかでも、古い歴史を持つ盛大な行事です。この市は「納めの観音」のご縁日に合わせて、江戸押絵羽子板を中心に、主に羽子板の店が軒を連ね、15㎝から約2mの伝統的工芸品「江戸押絵羽子板」が1万枚ほど展示されます。 浅草寺の羽子板市は、江戸時代に歳の市で歌舞伎役者の顔が装飾された羽子板が売られたのが始まりとされています。江戸時代から大正時代(1912-1926年)にかけて、子どものいる家庭に年末の贈り物として羽子板を贈る習慣がありました。年末の需要に応えるため、羽子板を売る店の数が増え、昭和時代の中頃には、この歳の市が「羽子板市」と呼ばれるようになりました。今年は大谷翔平選手の姿が装飾されたものも見られ、とても好評でした。浅草寺に近い、田原町、稲荷町には東宗協加盟店が並び、浅草寺参拝の際には、ぜひお越し下さいませ。仏壇、仏具、線香、ローソクなどを豊富に展示しております。年末年始の歳末感謝セールを行っているお店もございます、ぜひご利用下さいませ。

大谷翔平選手の羽子板も見られました。

羽子板の絵の意味は羽根つきに厄払いの想いがあり、江戸時代は年末に邪気よけとして羽子板を贈ったとのことです。また、健やかで美しい女の子に育つようにという願いをこめ、お守りとして飾ります。

浅草寺の門前に羽子板の店が並び、とても盛況でした。

浅草の仏壇店が並ぶ通り、東宗協の加盟店が数多くあり、年末年始の感謝セールを行う店もあります。