秋彼岸の季節が近づいています

秋彼岸の季節が近づいています

秋彼岸が近づいています、近所のスーパーマーケットではおはぎ、ぼたもちをはじめ、色々な和菓子が販売されています、仏前に供えたり、家族揃ってお茶と一緒に頂くのもいいでしょう。今年の秋彼岸は彼岸入りの9月20日(土)から中日(秋分の日)の9月23日(火)、彼岸明けの9月26火(金)までとなっており、秋分の日にはお墓参りに行く人は多いでしょう。「お彼岸」ですが、もともとサンスクリット語の「パーラミター」が語源であると言われています。サンスクリット語で「パーラミター」とは「完成する、成就する」という意味ですが、仏教の概念として用いられる場合、欲や煩悩、苦しみに満ちた輪廻の世界から解脱し、迷いのない悟りの境地に達することを表します。反対に、私達の生きる煩悩の世界はこちら側の岸「此岸(しがん)」と呼ばれています。仏教のルーツであるインドや中国にお彼岸という行事はありません。仏教を開いたお釈迦様は、もともと霊魂の存在を認めていません。人は死後49日で別の存在に生まれ変わる(輪廻転生)か、輪廻転生の世界から解脱するか、いずれかの道に進むというのです。ですから、ご先祖があの世にとどまり、お盆やお彼岸の時期になるとこの世にやってくるというのはお釈迦様本来の教えではなく、先述のように仏教が伝わる以前から存在していた、わが国古来の先祖崇拝信仰の名残りなのです。秋彼岸を前に、東宗協加盟店に是非お越し下さい、秋彼岸に必要な商品を用意しております、仏事に詳しいスタッフがご説明も致します。